怒り続けると判断しなくなる

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こんにちは、森陽(もりあきら)です。

突然ですが、

あなたの人間関係は順調でしょうか?

もちろん「順調です!」という方もいらっしゃるでしょうが、他方で、多くの人が人間関係で悩んでいるのもまた事実です。

そこで、今回は一つ人間関係改善のヒントになる物語をご紹介したいと思います。

幸四郎と宇奈月の物語

幸四郎(こうしろう)と宇奈月(うなずき)はとある会社の上司と部下の関係です。

幸四郎は部下の宇奈月が指示をしなければ何もしようとしないことが不満でした。いちいち指示が必要ですし、状況に応じた対応が全くできないのです。

その上、宇奈月はいつもびくびくしており、そのくせ何かと不満そうな態度をとることも幸四郎には不愉快でした。

時は一年前に遡ります。

激戦の就職活動を勝ち抜き、晴れて新入社員となった宇奈月はやる気に燃えていました。

直属の上司である幸四郎はとても優秀な男性で、宇奈月にとっては目標とする存在でした。

なんとか幸四郎に認めてもらおうと奮闘する宇奈月でしたが、経験値の不足する宇奈月は幸四郎が要求するレベルの仕事をすることができません。

コピーの取り方、電話の対応の仕方など細かいところまで幸四郎の厳しい指導が入ります。

最初こそやる気に満ちていた宇奈月でしたが、次第に幸四郎から怒られることが苦痛になり、いつしか幸四郎に怒られないようにすることが宇奈月の唯一のゴールになってしまいます。

自分で考えて何かすると必ず怒られるので(宇奈月が至らないからなのですが)、宇奈月は幸四郎に指示されたことだけを忠実にこなすようになりました。幸四郎の指示が適切かどうかは次第にどうでもよくなります。たとえ幸四郎の判断が違うと感じたとしても幸四郎に意見するなど宇奈月には考えてられないことでした。

幸四郎に対するアドバイス

大抵の人は怒られることが苦痛です。

そして、苦痛から逃れようとします。

たとえ正しくても怒ってばかりいると、相手は苦痛から逃れることしか考えてられなくなります。つまり、怒られないことが最優先の目的になるのです。

するとだんだん自分で考えることをしなくなります。自分で考えて行動すると怒られるからです。

ではどうすればよいのでょうか?

一つコツがあります。

まずはチームのゴールをわかりやすく理解させます。

そして、ゴールに沿う範囲で自由裁量を認めて行動させるのです。

至らない部分は当然ありますが、それでも怒るのではなく、こうすればもっといいよ、君ならできるよ、という方向で指導します。

するとエフィカシーが上がりますから、だんだんと行動が適切になっていきます。

そのうち上司であるあなたより的確な判断をしあなたをハッとさせることさえあるでしょう。

これ、部下や後輩を指導する秘技なのですが、無料で公開してしまいました。

ぜひ参考にしてみてください。

森陽でした。

※参考文献

チップ・ハース氏+ダン・ハース氏著「アイデアのちから」(日経BP)

ケビン フライバーグ氏、ジャッキー フライバーグ氏著「破天荒!!サウスウエスト航空 驚愕の経営」(日経BP社)

※作中の登場人物は全て架空の存在であり、実在するいかなる人物とも関係ありません。

 

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。

正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。
ハピリプがあなたの幸せにほんの少しでも貢献できたらとても嬉しい。

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