親孝行(総論)

こんにちは、苫米地式コーチング認定コーチの森陽です。

ハピリプコーチングへようこそ。

ここ1か月ほど平日は毎日ブログを更新しています。

小石川真実氏著「親という名の暴力」(高文研)を題材にして主に毒親問題について語っています。

「まとめ「親という名の暴力」編」

今回は毒親問題を語るにあたり、必ず遭遇する「親孝行」について考えてみることにします。

親孝行(総論)

Mimirebelle / Pixabay

ずいぶん前になりますが、私はとある女の子を話をしていました。

その子は二十歳になったばかりで、お酒を飲む人を相手に接客をする仕事をしていました。

私がその子に上記仕事を選んだ理由を尋ねました。その子の答えは

「親を楽させたいから」

でした。

私はなぜ親を楽させたいのか重ねて尋ねると

「だって親孝行しなくちゃいけないから」

という答えが返ってきました。

私はそのときコーチングを既に学んでいたので(認定は未取得)、

「want toなら親孝行してもいいし、have toなら親孝行しなくてもいいんだよ」

という趣旨のことをその子に話しました。

するとその子から「want to,have toって何?」という質問が返ってきたので、少々ずっこけつつ「want toは~したいということで、have toは~しなければならない」という意味だよということを説明しました。

それでもその子は怪訝そうな表情です。「だってお母さんが親孝行はするべきだといつも言っている」というのです。

そこで私が「○○さんは親孝行したいの?」と尋ねると、その子は微妙な表情をして話題は親孝行からそれました。

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上記エピソードから分かることは私が話をした女の子が

親孝行しなければならない

と強固に思い込んでいることです。

この思い込みは多くの日本人の中に刷り込まれています。

親孝行は「したい」のならすればいいのですが、しかしそれを超えて親孝行「しなければならない」という規範が日本人の中に確実に存在します。

しかも親孝行することが子どもとして正しい徳目となっているので、親孝行しない子どもは徳が劣ると見なされる危険があります。そこで、自分を徳の高い人間に見せるためにしたくもない親孝行をして周囲に親孝行アピールする人まで出てくる始末です。

明らかに儒教の弊害です。

「まとめ「儒教批判」編」参照

親を上位におき、親の奴隷として仕えるのが子どもとして正しいあり方だという刷り込みです。

これは年上の人間に仕えるべきだという規範につながり、さらには既得権益のために奴隷として働くべきだという論理にすげ替えられ得るもので、到底容認できるものではありません。

ゲーテルの不完全性定理を持ち出すまでもなくこの世には完璧なものは存在しません。もちろん「親孝行すべき」などという規範は幻想にすぎません。幻想がいつの間にか多くの人に刷り込まれ、そして多くの人の自由を奪っています。

私はこの状況を決して許しません。

今回は以上です。

苫米地式コーチング認定コーチの森陽でした。

「サイトマップ」

「まとめ「親という名の暴力」編」

「まとめ「儒教批判」編」

 

 

 

 

 

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。

正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。
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