縁起

こんにちは、苫米地式コーチング認定コーチの森陽(もりあきら)です。

今回は「縁起(えんぎ)」について語ろうと思います。

縁起


コーチングの師匠である苫米地英人氏は、仏教の開祖釈迦の「悟り」は「縁起」だと仰っています。

縁起とは全てのものは関係性で成り立っているという概念です。

苫米地博士が書籍等でよく仰るのが、自分を定義しようとした場合自分以外のあらゆるものに語っていくことなり、結局自分はあらゆるものの関係性の結び目である一点にすぎないということです。

このことを初めて聞いたときは私にもピンと来ませんでした。しかし、長年考え続けるうちに、「そうかも」と思うようになってきました。

臨場感を出すために今の私を例に考えてみます。

今私はパソコンに向かってこのブログを書いています。私を定義しようとした場合、「パソコンに向かってキーボードを打っている人」と定義することもできます。この場合、さらに「パソコン」を定義する必要が出てきます。

私には父母がいます。生物である限り、誰にでも父母がいます。私を定義しようとした場合、「父の息子」や「母の息子」と定義することもできます。この場合、さらに「父」や「母」を定義する必要が出てきます。

今私は札幌市に住んでいます。私を定義しようとした場合、「札幌市に住んでいる人」と定義することもできます。この場合、さらに「札幌市」を定義する必要が出てきます。

このように考えると、私を定義しようとした場合、私以外のありとあらゆるものを定義しなければならなくなります。そして何かを定義しようとした場合、それ以外のありとあらゆるものを定義しなければならないのです。

パソコンを定義しようと思ったら計算機を発明した人を定義しなければなりませんし、私の目の前にあるパソコンを発明した人を定義しなければなりませんし、実際にパソコンを組み立てた人を定義しなければなりませんし、パソコンを売ってくれた人を定義しなければなりません。

父や母を定義しようと思ったら父や母のさらに父や母を定義しなければなりませんし、彼らにまつわるありとあらゆるものを定義しなければなりません。

札幌市を定義しようと思ったら札幌市に関わったありとあらゆる人たちを定義しなければなりません。

ふだん意識することがないというだけで、私たち一人一人は気が遠くなるほど多くの人や物と関係して生きています。何せずに一日中ずっとじっとしていると思っても関係がないわけではありません。生きている以上は呼吸しますし、食事しますし、排泄しますし、一部の空間を常に占拠し続けています。

私たち一人一人は常に活動しています。一日中微動だにしていないつもりの人でも活動しています。すくなくとも呼吸しています。そもそも人間も有機物ですから常に体の構成要素は変わり続けています。

一人一人が変わり続けているように、世の中のありとあらゆるものが変わり続けています。一点にとどまるということはありえません。量子論の知見を持ち出すなら、一点に限ってみれば「有」か「無」かすらわからないということになります。ある確率で「有」であり、ある確率で「無」なのです。

人間の脳はものすごくざっくりと捉えて「有る」とか「無い」と思い込んでいるにすぎません。

こう考えていくと、

私やあなたを含めた宇宙は常に「双方向に」影響を与えながら変わり続けている

ということが分かってきます。

これが「縁起」です。

縁起を知れば

①世の中に絶対はないこと

②この世は心が作り出していること

を知ることができます。

この世に絶対はないことを知れば特定の価値観を押しつけて戦争をすることがなくなります。

この世は心が作り出していることを知れば、不幸になる必要はないと気がつきます。

2017(平成29年)現在、世界中のほとんどの人は縁起を知りません。

縁起を知らないから戦争が起こり、不幸な人が存在します。

縁起を知ることは難しいようでいて実はそうでもありません。

人々の大半が縁起を知るようになったとき、実に幸せな世界が出現すると私は思っています。

実は「縁起」は「コーチング」の中核をなす概念です。

コーチングには様々な流派があり、他の流派のことは知りません。しかし、少なくとも苫米地式コーチングは釈迦の縁起そのものです。

詳しくは以下に示す参考文献をご参照いただきたく思います。

今回は以上です。

苫米地式コーチング認定コーチの森陽(もりあきら)でした。

(参考文献)

苫米地英人氏著「もうこれ以上人間関係で悩まない極意、今こそ「縁起人」として生きろ。」(TKC)

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。 正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。 ハピリプがあなたの幸せにほんの少しでも貢献できたらとても嬉しい。
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