学習指導要領改訂(2016)

こんにちは、森陽(もりあきら)です。

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2016年8月2日付け北海道新聞に新たな学習指導要領についての記事が載っていました。

その中で次の二つが私の目を引きました。

中学校の英語の授業を原則英語でやること

アクティブ・ラーニングを導入すること

です。

今回はこの二つについてのお話です。

 

jarmoluk / Pixabay

 

①についてはやっとそうなったかという印象です。苫米地博士が「英語は逆から学べ」シリーズやその他の著書で口を酸っぱく英語を英語で学ぶ必要性を説いていましたが、ようやく一部実現しました。

→苫米地博士については「私と苫米地英人氏」参照

とはいうものの中学校からですし、英語を学び始めるのが小学校3年生からでも少し遅い気がしますし(中学校からに比べれば格段の進歩ですが)、さらに学校の授業だけではどうしても絶対量が足りないです。

できればゼロ歳から英語ネイティヴの生の英語を聞くのが理想ですが、現実的には中々難しいと思いますので、英語のDVDなどで英語に親しむ時間をご家庭で作るのがよかろうと思います。

②についても総合的には良い取り組みだと評価します。

アクティブ・ラーニングとは、北海道新聞の記事によると、「教員が一方的に教えるのではなく、児童が主体的、能も動的に授業に参加する」(この定義は2016年8月2日付け北海道新聞から引用)ことをいうようです。

また、アクティブ・ラーニングについては「ネット版NHKNEWS」でも言及されています。

アクティブ・ラーニングについて、主体的な学びという点は肯定的に評価できると思います。

学問の世界では、先人が生み出したの知恵を理解するのは当然の前提であり、新たに何を加えたかが厳しく問われます。

その意味で、今までの教育カリキュラムは先人の知恵を学びことにしかフォーカスが当てられておらず、この点の反省が伺われる今回の学習指導要領改訂は一定の評価を与えることがでるでしょう。

他方で2016年8月2日付け北海道新聞には、学力格差を生むという専門家の懸念が紹介されていました。

確かに、アクティブ・ラーニングを実質的に機能させようとすれば、教師の力量が問われることはもちろんのこと、児童生徒の側の基礎的素養が厳しく問われるは避けられません。

北海道新聞で懸念が示されている基礎学力の習得にかけることができる授業時間は削減されざるを得ないでしょう。おそらく児童生徒が基礎的学力の多くを学校の授業外で身に着けることを前提にしていると思われます。現状では、これができる児童生徒は一部に限定されると言わざるを得ません。

この意味で北海道新聞で示されている懸念は的を射ていると言えます。

推測にすぎませんが、今回の学習指導要領改訂は恐らく教科書に書いてある内容についての授業など不要という児童生徒を主なターゲットにしていると思えてなりません。

じゃあ、基礎学力をしっかり教えましょうというのがいいのか?というと、そうでもないというのがハピリプの考えです。

ずば抜けて優秀な児童生徒にとって基礎学力部分など「教科書を読め」で終わりです。教科書に書いてある内容の授業など苦痛以外の何物でもないです。分かりきった内容を授業でなぞってどうするのだという話です。

せっかくの優秀な頭脳に凡庸な授業を強制的に受けさせるのはその子の時間を泥棒しているとすら思えます。

本当に教師が指導すべきは教科書のその先にあります。

その意味で、アクティブ・ラーニングは優れた方針だと評価できます。圧倒的に優秀なリーダーを輩出すると思います。

とはいうものの、現在の日本の児童生徒及び教師の大部分はアクティブ・ラーニングについていけないはずです。

一部超優秀なリーダーが輩出されることと引き換えに、大多数が落ちこぼれる結果になるでしょう。

北海道新聞が懸念する通り、学力格差が圧倒的に拡大するに違いありません。

政策として、そういう舵取りをするのだと意志を感じずにはいられません。

とはいうものの、ハピリプは学力格差拡大には疑問を呈しつつも、アクティブ・ラーニングには必ずしも反対ではありません。

できることなら、全ての児童生徒に少なくともアクティブ・ラーニングくらいにはついていける学力を身につけて欲しいと願うからです。

言ってしまえば当たり前ですが、格差が否定的に評価されるのは、「差がある」からです。

であるならば、レベルの高い方で皆を合わせた方がよりハッピーだと思いませんか?

ですから、最低限、アクティブラーニングくらいには皆が楽勝でついていけるくらいの社会を目指したいと本気で思っています。

国民の大多数のIQが底上げされれば、私たちの社会は劇的に変わります。

そんなことくらい、皆直感的に分かっているのではないでしょうか?

ではでは。

森陽でした。

ハピリプにご興味があれば「サイトマップ」をぜひご覧ください。記事の全体像が一覧できるようにしてあります。

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。

正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。
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