一人一宇宙

こんにちは、森陽(もりあきら)です。

今回は渾身の記事「アプリオリ」は存在しない!」に続く記事です。

 

一人一宇宙

 

行って見ましょう。

「「アプリオリ」は存在しない!」をお読みいただいたことを前提にして記事を書き進めますので、未読の方はご一読のうえ、本記事をお読みください。

 

skeeze / Pixabay

「「アプリオリ」は存在しない!」では、カント、ゲーデル、チャイティン、量子論、釈迦をご紹介した上、
この世に完全性は存在せず、物理的存在もまた不確実なものである

 

と述べました。

そして、さらっとですが「唯識」についても触れました。

今回はここから深めて行きます。

 

boman21 / Pixabay

ここでのポイントは

 

物理的存在もまた不確実な存在である

 

ということです。

脳は「有る」と思い込んでいますが、小さな小さな小さな世界では「ひも」が振動しているだけであり、しかも「そこで」(定点)「ひも」が振動しているかどうかは確率的にしかわからないのです。

物理的現実世界といういわば「客観的にある世界」は存在するとは言えないということです。

じゃあ「無い」のかというとそんなこともなく、

 

結局有るような無いような確定出来ない確率的な存在です

 

という結論になります。

ということは、物理的現実世界の全部(これを「宇宙」と呼びます)と思っているものは脳が唯(ただ)認識しているだけの存在ということになります。

(ただ)認識があるだけ。

 

これが唯識」です。

 

そして次が大きなポイントなのですが、

 

どの「脳」も全て違った宇宙を認識

 

しています。

 

もちろん、共有されている宇宙もあるのですが、全く同じ宇宙を認識している脳は二つとありません。

 

だから一人一宇宙なのです。

 

一人一宇宙なのですから、脳の数だけ価値観が存在します。

 

しかも、不完全性定理等により全ての価値観が不完全なのですから、一つの価値観を押し付けるのは相当ではなく、互いの宇宙の価値観を尊重しあう必要があります。

 

これははとても重要なことです。

アプリオリは存在しないので、私たちは自由に自分の人生をデザインしてよいのですが、それは隣のあの人にも言えるということです。

ということは、隣人同士、互いの自由を尊重する必要があるということです。

 

コーチングを展開するにあたり、皆様にここだけは押さえておいて欲しいのです。

 

ものすごく単純化して論理の飛躍を恐れずに表現するならば、

 

自分がされて嫌なことはお友達にもしないようにしましょうね♪

 

ってことです。

 

今回は難しい理屈をこねくり回しているように感じられるかもしれませんが、たどり着く結論は幼稚園児にさえ理解出来るものです。

もっとも、果たしてどれだけの大人がこのことを理解し、実践できているのかは甚だ心許ない限りです。

むしろ多くの大人がこのシンプルで大切なことを蔑ろにしているように感じられてなりません。

どうぞハピリプをお読みの皆様にはこのシンプルで大切なことを今一度胸に刻んでいただきたいと願います。

ではでは。

森陽でした。

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。 正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。 ハピリプがあなたの幸せにほんの少しでも貢献できたらとても嬉しい。
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