百田尚樹氏著「カエルの楽園」(新潮社)※ネタバレあり

こんにちは。森陽(もりあきら)です。

プロフィール

今日は本のご紹介です。

百田尚樹氏著「カエルの楽園」(新潮社)

です。

以下ネタバレもありますので、ご注意ください。

 

 

カエルの楽園」は新天地を求めてもといたコミュニティを飛び出したカエル「ソクラテス」が苦難の旅の末、楽園とも思える程平和な国「ナパージュ」にたどり着くところから始まります。

ナパージュは確かに平和な国なのですが、何かが変だ・・・というトーンがずっと続きます。

平和を求めるナパージュのツチガエルたちはウシガエルが侵攻してきても闘おうとせず、闘おうとするものを排除し、盟主だった「スチームボート」という鳥に助けを求めるどころか追い払ってしまい、結局ウシガエルの侵攻を許し、ツチガエルはウシガエルの奴隷となってしまいます(しかも「食用」の。ウシガエルがおなかがすいたら、ツチガエルはウシガエルに食べられてしまいます。)。

本作は動物の物語なのですが、なにやら某国のことを思いっきり揶揄している寓話のようにも読めます。

いやいや、完全に寓話です。

Josch13 / Pixabay

本作は世間で物議をかもしていますが、まあ物議をかもすだろうな、という内容です。

賛否はともかく、とりあえず一読の価値はあります。

内容としては真理をついているなという部分も確かにあるのですが、単純化しすぎている点も目につきますので、ハピリプでは以下に「3つ」指摘しておきます。

スチームボートを単純に描きすぎています。某国にとってのスチームボートはもっと もっと深い戦略をもって某国を見つめています。どんな戦略かは残念ながらここでは開示できませんが、某国はスチームボートにむさぼり喰われてしまいそうな状況にあります。

ウシガエルはただ侵略にやってくる極悪非道に描かれていますが、ウシガエルにはウシガエルの事情があり、単なる侵略者ととらえると現状を誤って認識することになります。某国にとってもウシガエルにとっても大切なのは自国民から収奪することであり、戦争は収奪の目くらましという側面が主です(もちろん互いに相手から収奪しようとする意図がないわけではありませんが、ひと昔前ならともかく現在では二の次の目的です。ってかそんなことが実現できるとは本気で思っていないのでは?仮に収奪するとすれば、その手段は直接の武力ではなく、もっともっともっと狡猾 な方法によるはずです。この方法はスチームボートが某国に現在進行形で仕掛けていますが、そしてどんな方法かだいたいわかっていますが、諸事情により開示できません。残念!)。

某国にとっての三戒(①カエルを信じろ②カエルと争うな③争うための力を持つな)もまた単純化しすぎです。まあ、「あれ」を示唆しているのだと思いますが、揶揄というかおふざけがすぎますね。

 

 

諸事情あり、はっきりと書けない部分もあり、ぼんやりとした記述になってしまっていますが、全体としてなんとなーくふーんって感じになってもらえたら幸いです。

ではでは。

※追記あります。よかったら「追記。百田尚樹氏著「カエルの楽園」(新潮社)※ネタバレあり」も併せてご覧ください。

※追記もう一つ追加しました。→「追記2。百田尚樹氏著「カエルの楽園」(新潮社)※ネタバレあり」。よかったらご覧ください。

※本の紹介については「まとめ「本を紹介」編」にありますので、どうぞご覧ください。また、本の紹介以外の記事については「サイトマップ」にありますので、よかったらご覧ください。ハピリプがあなたの幸せに少しでも貢献できたら嬉しく思います。

 

 

 

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。 正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。 ハピリプがあなたの幸せにほんの少しでも貢献できたらとても嬉しい。
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