桓騎の抽象度※漫画「キングダム」ネタバレあり

こんにちは。森陽(もりあきら)です。

今日は週刊ヤングジャンプ(平成28年NO15(通巻NO1768)で連載中の

原泰久氏著「キングダム」第466話

について、あらすじに私なりの感想と視点を加えてお話ししたいと思います。

※ネタバレがありますので、ご注意ください。

levifraser0 / Pixabay

では始めます。

まず、キングダムの設定や時代背景はこちらをご覧ください。

桓騎(かんき)は秦国の将軍の一人です。

元は野盗の頭目なのですが、戦があまりに強すぎて、秦国が自国に取り込み将軍にしたという存在です。

桓騎のキャラ設定としては、残忍でやりたい放題、良心が欠落しているように見えるのですが、戦術は天才的というものです。

桓騎は慶舎(けいしゃ)という趙(ちょう)の将軍と戦っています。

慶舎は「沈黙の狩人」の異名を持つ将軍で、蜘蛛のようにアミをはって、相手がアミにかかるのを待ち、アミにかかった獲物を食いちぎります。

桓騎もこの戦いの序盤で慶舎のアミにかかり、ピンチに陥りますが、なんとか被害軽微で切り抜けます。

翌日以降の闘いで、桓騎軍が極めて有利な状況が出現しますが、桓騎は動きません。

じれた慶舎が先に動き出し、一時桓騎軍がピンチになるのですが、桓騎は慶舎が予想しない部隊に慶舎を狙わせ、逆に慶舎がピンチになるというところで「キングダム」第466話が終わります。

桓騎と慶舎の心理戦の応酬。ドキドキします^^

続きがむちゃくちゃ気になりなりますが、そこは置いておいて話を先に進めます。

WikiImages / Pixabay

桓騎が部隊を繰り出し、慶舎を狙うにあたり、様々な工夫を凝らします。

用いる部隊が最強の武力を持つ部隊であったり、相手の布陣の弱点を突く攻撃方法だったり、相手の援軍を予め潰しておく部隊配置だったりです。

しかし、これらの工夫は一段抽象度の低い工夫であり、勝敗をわけるポイントではありません。このレベルの抽象度でいくら工夫を凝らしても、より高い抽象度での戦術をしくじっていればあっさり敗れてしまうでしょう。

桓騎の凄さはより高い抽象度(抽象度については「抽象度」「抽象度を上げることの重要性」を参照ください。)で思考し、高い抽象度での戦術を自らに有利になるように導くことです。

ここでは

慶舎をアミから出させること

です。

慶舎をアミから出さなければ、どのような戦術も慶舎にからみとられてしまいます。

そこで、桓騎は極めて有利で、誰もが「ここで動くでしょ!」と思う状況でまったく動かず、「待ち」の将軍である慶舎をじらします。

結果、じれた慶舎がアミから出て桓騎を攻撃しようとしてしまいます。

戦(いくさ)は完全に桓騎のペースになります。

 

jarmoluk / Pixabay

「キングダム」第466話で私が読み取ったのは、桓騎の頭脳にいくつもの抽象度の階層の戦術があることです。そして、一番上の抽象度が誰よりも高い。その一番上の抽象度で桓騎は勝利しています。

戦術において、抽象度の高さは勝敗を決定的に決するほどに重要です。

そして、日常生活やビジネスにおいても抽象度の高さが重要なのは同じなのです。

様々な抽象度の思考を自在に操ることが勝利のキーポイントになりますが、「キングダム」第466話はそのことの臨場感を感じられるとても良い素材だったので、ご紹介させていただきました。

今日のお話しは「キングダム」を未読の方には少しイメージしづらかったかもしれませんね。

「キングダム」、とても面白いのでご一読されてはいかがでしょうか?

ではでは。

※「桓騎の弱点」もあわせて是非お読みください。

※キングダムについてのその他の記事は「まとめ「キングダム」編」にありますので、よかったらご覧ください。

※ハピリプの記事は「サイトマップ」にまとめていますので、よかったらご覧ください。

 

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。

正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。
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