先回りせずに転ばせてあげましょう

こんにちは、苫米地式コーチング認定コーチの森陽(もりあきら)です。

 

ハピリプコーチングにお越しいただき、ありがとうございます。

 

「親」という存在は子どもの庇護者であり、愛情を与える存在であり、そもそも生命を与えてくれた存在です。子どもにとって親はそれはそれは大切な存在であり、子どもは親を強く愛し、また親の愛情を強く求めます。

 

あらん限りの愛情と知恵をもって素晴らしい子育てができる親ももちろんいます。

 

しかし、他方で、自らの情緒の不安定さにより、または智恵の不足から極めて不適切な子育てをしてしまう親も残念ながらいます(愛情の不足ではありません。)。いわゆる「毒親」と呼ばれる存在です。

 

以前の記事で小石川真実氏著「親という名の暴力」(高分研)という本を紹介しました。

この本は東大を出て医者になったものの、毒親に育てられた精神の歪みにずっと苦しめられていた著者(以下「真実さん」とお呼びします。)が自らの体験を赤裸々に語ったものです。

 

この本に書かれていることは私のゴールにとってとても大切なものですので、時間をかけてこの本に関連したお話を少しずつ語っていこうと思います。

 

 

 

 

今回は

 

「主体性を奪うな!」

 

に続き、主体性のお話をしようと思います。

 

先回りせずに転ばせてあげましょう

Ben_Kerckx / Pixabay

 

多くの親がついついやってしまいがちなのが、子どもが失敗しないよう、転ばぬ先の杖を用意してしまうことです。

 

もちろん親は子どもに比べて人生経験が豊富であり、子どもが失敗しそうなことを察知でき、さらにその失敗を回避してあげることもできます。

 

そうすれば、たしかにその場で子どもが失敗することはありません。

 

しかし、その反面、子どもは失敗から学ぶことができなくなってしまいます。

 

自転車の運転を考えてみてください。

 

最初は何度も転びます。転びながら運転のコツを覚え、コツを覚えたら難なく運転できるようになります。

 

もし転ぶことを許さなければ自転車に乗るという簡単なことさえできるようにはなりません。

 

この自転車の例えは人生の他の場面にも当てはまります。

 

失敗して学ぶのです。

 

特に生命や身体に多大な影響のない失敗はむしろしっかりさせてあげなないとすれば、子どもの成長の機会を奪っていることと同じです。

 

真実さんが「手足をもいでおいて」という表現をしていたのはこのことを指しています。

 

さらに付け加えれば、親がしてあげられる失敗の回避は親の能力が及ぶところに限られます。

 

人生の世界は親の世界よりも遙かに広いのです。

 

失敗を許されなかった子どもは大人になってからも失敗を極度に恐れます。

 

失敗を恐れて動くことができなければ、大きな成果を残すこともまたできません。

 

転ばぬ先の杖を用意したい気持ちはわかりますが、そこはぐっとこらえて、子どもの主体性を最大限尊重し、失敗させてあげましょう。

 

 

 

今回は以上です。

 

苫米地式コーチング認定コーチの森陽でした。

「愛する子どもに失敗させてあげましょう♬」では角度を変えて同趣旨のことを書いています。本記事を読んで何か感じた方はぜひこちらの記事もお読みいただけると理解が深まります。

 

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まとめ「親という名の暴力」編

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。 正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。 ハピリプがあなたの幸せにほんの少しでも貢献できたらとても嬉しい。
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