武術と音楽の意外な共通点

こんにちは。森陽(もりあきら)です。

プロフィール

自己紹介で武術と作曲について軽くご紹介し、

私と武術」「合気道~「気」を「合」わせる」と「私と作曲」でそれぞれ深く掘り下げたお話しをしました。

今朝、ピアノを弾いていたら、ふとこんな考えが私の中に沸き起こりました。

武術と音楽って結構同じところがある

そこで、今回は武術と音楽の共通点についてお話ししてみたいと思います。

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武術と音楽の共通点

~まずは武術~

合気道の稽古はまず基本の「型」を覚えることから始まります。

それこそ足の運び方であったり、腕の基本的な使い方から始め、それか具体的な技に入っていきます。

技もまずは「基本技」を習得し、その後基本技から変化を加えた「変化技」の習得を目指します。

これら「基本技」も「変化技」もあくまで「型」であり、「型」を覚えただけではおよそ実践で使い物になる代物ではありません。

「型」の習得はあくまでスタートラインに立つための最低条件にすぎず、合気道の本当の修練は「型」を覚えたその先から始まります。

その先を言語で説明するのは難しいのですが、あえて言語化してみると

「動きを滑らかにする」

とか

「気のぶつかりを消す」

と表現することができるかもしれません。

イメージとしてはたどたどしい動きから滑らかな動きになり、また、緊張がとけてどんどんリラックスしていく感じです。

そしてどこかふわふわしているようでいて、まったく動きに無駄がなくなります。

達人の世界は遥かに奥が深く、私も到底たどり着いていませんが、イメージは何となく持っており、そのイメージは何となくあなたにも伝わっていると思います。

ここまでが武術のお話しです。

 

武術と音楽の共通点

~次は音楽~

次に音楽の話しに移します。

音楽の世界も広大で音楽全般のお話しをすると話が広がりすぎますので、今回は「ピアノの演奏」にフォーカスすることにします。今の私が一番時間をかけているのがピアノの演奏なので、馴染みが深く、臨場感を持ったお話しができそうだからです。

さて、今朝私はモーツアルトのピアノソナタ第11番第3楽章(トルコ行進曲)を弾いていました。

私と作曲」でピアノを楽譜通りには弾かないと明言した私ですが、モーツアルトだけはなぜか一音も変えられません。いや、変えられないこともないのですが、各段にしっくりこなくなるのです。

上記トルコ行進曲も楽譜通りに弾くのが一番しっくりくるので、この曲は楽譜通りに弾いています。

弾いていて感じたことです。

楽譜通りに指を動かし鍵盤をは叩くことはそれほど難しくありません。楽譜通りに指を動かし、楽譜通りの音が耳に聴こえてきます。

しかし、それだけではしっくりこないのです。

何かが違います。

その「何かの違い」を求めて弾こうとすると何となくは違和感が解消されてきます。

そのとき私の中でどのような現象が起きるかというと、まず体中の力が抜けてきます(もちろん抜け切れてはいません。力を抜け切るのは本当に達人の世界です。)。そして、思考が情報空間に移行し、音を聴きながら音の世界のイメージが脳の中でぼんやりと立ち上がってきます。もちろん物理空間ではピアノの前に座り、指は鍵盤をたたいていますが、脳内では別世界に飛んで行っている感じです。

もし機会があったら優れたピアニストの生演奏を聴きに行ってみてください(難しければYouTubeの動画で見てもいいです。)。

そして、ピアニストの身体全体(指だけではなく)の動きと、演奏しているとき表情に着目してみてください。

指だけではなく全身の力が抜けていて、全身の動きが滑らかで連動していることに気が付くはずです。また、表情を見ると明らかに脳が別の世界をとらえていることがわかるはずです。ピアニストが優れていればいるほどそのようになります。もし演奏中のピアニストの表情からひとかけらでも緊張やこわばりが読み取れたら、そのピアニストは一流とは言い難いと思います。

 

武術と音楽の共通点

~最後に共通点~

これから武術も音楽も同じだと私は感じました。

つまり、最初に「型」があり、そこからいかに飛び出せるかが達人と凡人の分かれ道です。

言語で表現すれば「リラックスして力を抜き、なめらかに」とかになりますが、しかしこんな言葉で表現しきれるものでは到底ありません。

気になる方は実際に武術や音楽の世界を覗いてみてください。もちろん一朝一夕にはいきませんし、一生かけたとしても極められる保障はどこにもありませんが、しかしいずれその「一端」が見えるときが必ずきます。

この「一端」が見えると自分が達人になれないまでも、達人が生み出す世界を楽しむことができるようになります。イメージするなら、ヨーロッパでの生のクラシックコンサートの聴衆のような存在です。

また、どの分野でも達人の領域が少しでもわかるようになると、他分野での達人性にもすぐに気がつくようになります。

 

一流は本当にすごい!

 

武術にも音楽にも「型」を超えた一流の世界があります。

そして、恐らくこれはどのような世界にもあてはまります。

一流の世界って本当にすごいです。

私も私が目指す分野で一流でありたいと強く願っています。

あなたはどうですか?

ではでは。

森陽でした。

※ハピリプにご興味があれば「サイトマップ」をぜひご覧ください。記事の全体像がわかるようにしてあります。

 

 

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。 正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。 ハピリプがあなたの幸せにほんの少しでも貢献できたらとても嬉しい。
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