ご本人にお会いしました!

こんにちは、森陽(もりあきら)です。

「プロフィール」

以前

「貧困から抜け出すということ」

との中で、

東洋経済オンライン

「貧困を脱した35歳女性が絶対に伝えたいこと」

という記事をご紹介し、私なりの感想を書かせていただきました。

Alexas_Fotos / Pixabay

 

この記事には平田綾さん(仮名)という女性が登場します。平田綾さんは貧困のどん底からスタートし(詳細は上記記事参照)、信じられないくらいのことを成し遂げて今は安定した生活を手に入れています。

しかし、記事に書かれた平田綾さんは必ずしも幸せそうではなく、むしろ陰を引きずり、今なお苦しんでいるような印象を受けました。

私も平田綾さんほどではないものの、似たような経験をし、そして乗り越えてきた体験があり、そしてその結果得たノウハウが相当量ありましたので、

「貧困から抜け出すということ」

の中で

もし可能なら、平田さんと直接お会いしてお話を伺ってみたいなあと思ったりもします。私なら、平田さんに何かしら有益な影響を与えうると思うからです。

と書きました。

とはいうものの、実際にご本人と直接お会いすることはきっとないだろうなと思っていました。

ところが、です。

なんと「お問い合わせ」より平田綾さんご本人を名乗る方からメールがありました。

ご本人が

「貧困から抜け出すということ」

を読んでくださり、さらには私にコンタクトをとってくださったのです。

正直びっくりしました。

まさかご本人から連絡をいただけるなど思ってもいなかったのです。

と同時に、本当にご本人からの連絡か一抹の不安もありましたので(怖いおじさんがご本人を騙っていたらどうしようなど)、とある方法でご本人確認をさせていただいた上、メールのやりとりをすることになりました。

 

 

 

その後実際にご本人とお会いすることになり、お話を伺ってきました。

ご本人の許可をいただいた上、以下ご紹介しようと思います。

 

Cbill / Pixabay

 

ご本人のメールによりますと、東洋経済オンライン(「貧困を脱した35歳女性が絶対に伝えたいこと」)の記事には脚色した部分や省略してある部分もあり、ご本人が「奏子(Kanako)」さん名義でアメーバブログ(アメブロ)を運営しており、こちらの方が事実に近いということでした。

上記で「平田綾(仮名)さん」とか「ご本人」とお呼びしていましたが、以下「奏子さん」と呼ばせていただきます。

奏子さんのアメブロの記事中「バンドリターン」という連載があり、この記事をNo.1からお読みいただけると、時系列にそって奏子さんの物語を理解できるような構成になっています。

私は「バンドリターンズ」を読ませていただき、東洋経済オンライン(「貧困を脱した35歳女性が絶対に伝えたいこと」)の記事とは印象がだいぶ異なると感じました。

東洋経済オンライン(「貧困を脱した35歳女性が絶対に伝えたいこと」)の記事を読んで私が奏子さんに伝えたいと思っていたメッセージがあったのですが、「バンドリターン」を読むと少々的が外れるように感じてきました。

その後、奏子さんと都内某所でお会いする約束をするのですが、「これを聞こう」とか「これを話そう」というのはあえて何も用意せず、ニュートラルな状態でお話を伺おうと決めました。

以下、奏子さんと実際にお会いし、感じたことなどを書いていきます。

yellowmagics9 / Pixabay

 

さらけ出す

 

2016年(平成28年)9月13日早朝。

今私はこのブログの執筆をしています。

今からほんの数日前、都内某所で私は奏子さんとお会いし、お話を伺ってきました。

東洋経済オンラインの記事のとおり、奏子さんは実年齢よりは若く見えました。語り口もしっかりお仕事をされているキャリアウーマンといった感じです。外見からは過酷な体験をしてきたなどとは到底想像がつきません。

①言いたくないことは一切言わなくてもいいこと

②言いたいことはどんなことでも言ってもいいこと

をまずお伝えした上で私は奏子さんからお話を伺いました。

奏子さんは「何でもお話ししますので、聞いてください。」とおっしゃいました。話せないことなど何もないと。

実はここに「生きるのが苦しい」状況を脱するヒントが既にあります。

奏子さんはご自身の力で少なくとも「貧困を脱出」しました。詳しくは書きませんが(もし書いたとするなら有料としうるレベルのノウハウを書いてしまうことになります。)、奏子さんはお金に対する極めて高いIQ及びEQをお持ちでした。この人ならそりゃあ自力で貧困を脱出できるだろうなと感じます。現在の私は学歴的には日本でトップレベルの人たちとかかわって仕事をしていますが、奏子さんほどお金に対しIQ及びEQの高い人はほとんどいません(もちろんゼロではないです。超高学歴の方の中のほんの一部ですが、お金に対しても極めて高いIQ及びEQをお持ちの方は当然いらっしゃいます。)。ついでにいうと、奏子さんは未来に対しても鋭い洞察をお持ちでした。もし私がなにがしかの企業の採用担当者なら、奏子さんを超一流の人材だと評価するでしょう。

奏子さんはご自身ではお認めになりませんが、極めて高いIQ及びEQをお持ちです。少なくとも私はそう感じとります。

極めて高いIQ及びEQを駆使し、奏子さんは貧困を脱出します。

貧困を脱出した奏子さんは一時過去の自分をなかったことにしていた時期があるそうです。

その気持ちはよく分かります。相当辛い経験をしてきたのは間違いありません。そして、半端ではないことを成し遂げて経済的に恵まれた環境を手にしたのです。過去は無かったことにして、今の成功を生きようと思っても誰が責められるでしょうか?

ところが、そうすると逆に苦しくなってきます。

過去の自分に蓋をしようとすると過去の自分が暴れ出して今の自分が苦しくなるのです。

そこで、奏子さんは「ひかれても構わないから」と過去の自分をさらけ出すことにしたそうです。東洋経済へもご自身でメールし、取材して欲しいと申し込んだそうです。

実際、奏子さんの過去を聞いて「ひく」人もいるでしょう。

しかし、その「過去」も含めて奏子さんの大切な部分であり、それをさらけ出すことで本当に大切な人を引き寄せることもまたできるようになります。

真摯(しんし)に語るなら、「ひく」人がいる一方、その「過去」を含めてしっかりと受け止め、尊重してくれる人もまた必ず現れます。そういう人は人生においてかけがえのない大切な存在となります。そして、自身の心が解き放たれたごとく軽くなり、そして次を見据えることができるようになります。

「貧困から抜け出すということ」

でも示唆していますが、奏子さんの人生は私の人生と重なり、私にとってとても素通りできない引力を持っています。

この「過去をさらけ出す」ことも私と共通していると感じました。

ハピリプでは普通語れないことまで普通に語っています。

「生きる意味」などを読んでみてください。

実は、ネットビジネスで有名な小玉歩さんも代表作「クビでも年収1億円」(角川フォレスタ)の中で同趣旨のことを述べています。

小玉歩さんのオフィシャルサイト

人は自分を偽っては生きていけない生き物です。自分を偽ることそれ自体が苦しいのです。

別にひかれたっていいんです。

ゲーテルの不完全性定理などを持ち出すまでもなく、他人は完璧な存在ではありません。完璧ならざる他人があなたを正確に評価することなど不可能です。そんな他人の評価を気にして自分を偽ることほど馬鹿らしい行為はないとまず言っておきます。

 

cherylholt / Pixabay

人間関係

 

一般に、人間関係に恵まれると人生は好転します。

良き親に恵まれ、良き友人に恵まれ、良き配偶者に恵まれていれば、人生を幸せに切り開く土台がしっかりと出来ていると言えます。

特に「良き親」が決定的に重要です。それも「産みの親」ではなく「育ての親」が重要です。だからこそ私は「ハピリプ「子育て」編」を書いているのです。

「良き親」は子どもが幸せに生きていくための「土台」をしっかりと築き、しかる後、しっかりと子どもを「手放す」ことができます。

ところが、その逆をやる「親」(もはや「親」と呼びたくもありませんが)があまりにも多くいます。

あるいは放置し、あるいは過干渉になり、あるいは自分の価値観を押し付け子どもの「土台」をグラグラにしてしまった後、子どもがなんとか親の影響から逃れようとすると今度は「縛り」にかかるのです。

奏子さんは一冊の本を私に紹介してくれました。

スーザン・フォワード氏著「毒になる親 一生苦しむ子供」(講談社+α文庫)という本です。

この本は私も読んだことがありました。

事実、「毒」と表現したくなる程の悪影響を子に与える親は存在します。

そして、そんな親でも親である以上尊重すべきだという風潮が21世紀の日本になお残存しています。

このような風潮は明らかに儒教に由来しており、奏子さんのような人を傷つけ苦しめるという点で大きな実害があります。

「ハピリプ「儒教批判」編」参照

言葉を選ばずに言ってしまえば、犯罪被害者に犯罪者をケアしろと言っているようなものであり、言語道断です。

実態を知らず、イメージで物を考え、深い洞察のないまま「常識」なるものを他人に押し付けることは大きな実害のある行為です。思い当たる節のある方には猛省を促します。

 

「毒」親からは逃れていいのです。むしろ、何としても逃げてください!

 

また、友人関係も奏子さんを苦しめます。

奏子さんと同じ境遇で育った友人の多くは人生が厳しい状況にあるそうです。

そんな友人の何人かは奏子さんに依存しようとしてきます。奏子さんは依存を許せば自身も破綻しかねないと考え、友人の依存を許さない選択をしました。

心ない人はそんな奏子さんを冷たいと非難するかもしれません。

しかし、奏子さんには自身の役割を自由に設定する権利があります。私にも、そしてあなたにもある当然の権利です。

友人の依存を許すことを自身の役割と設定すはことを否定はしませんが、自身の役割を別のところに設定するならば、依存してくる相手を自身の役割ではないと拒絶することは当然の対応です。

奏子さんには、親や友人を拒絶することで、罪悪感を持ったり、自らを否定する必要は全くないと伝えたいと思います。

そもそも、はじめから恵まれた環境を持っている人には全く縁のない葛藤を奏子さんは抱えています。このことに私は理不尽さを感じずにはいられません。
すでに前を向いている
奏子さんは自分は運がいいという趣旨のこのをおっしゃっていました。そして、そのように感じることができるようになってから人生が好転し始めたともおっしゃっていました。

自分は運がいい」ととらえることで人生が好転することはその通りですが、奏子さんのような境遇で自身をそのように捉えることは生半可なことではできない芸当です。

この点だけでも奏子さんを「凄い!」と評価することができます。

奏子さんは既に前を向き、人生を生きています。

実際、奏子さんの人生は劇的によい方向に進んでいるように感じます。

その一つが音楽です。

奏子さんはバンド活動をしており、ベースを担当しています。

これまた凄いことに曲をリリースしたりもしています。

私はその中の一曲「Grapes」を購入して聴いてみました。

ベース音がとても綺麗な響きを奏でるいい曲です。

音が澄んでいるのです。奏子さんが奏でるベース音を聴いていると、私の脳内には森の中に流れる綺麗な澄んだ川のイメージが浮かんできます。奏子さんの人生がこの音を創り出しているのだと感じました。
抜群の行動力
既にお気付きと思いますが、私は奏子さんを極めて凄い人だと評価しています。

私が凄いと思うところは多くあり、その一つが「抜群の行動力」です。

奏子さんは見ず知らずの私にコンタクトを取ってくれました。そのお陰で私は奏子さんと繋がることができたわけです。

ハピリプをしっかり読み、私という人物を吟味した上でコンタクトを取ってくださったのだとは思いますが、それでも凄い勇気と行動力です。

きっと今までもそうやって人生を切り開いてこられたのでしょう。

私のコーチングの師匠

成功するひとは行動が抜群に早い

という趣旨のことをおっしゃっていましたが、このことは奏子さんにも当てはまります。

人生が停滞気味に感じる方には一つ参考になると思い、ご紹介する次第です。

 

最後に

 

奏子さんとお別れするとき、私は今日のお話はブログに書いたりしないので安心してくださいね、と言いました。

それに対し、奏子さんは書いても構わないと言ってくれました。

東洋経済に出てくる平田綾さんと奏子さんが同一人物であることも自身のフェイスブックでも明らかにしているので構わないと言うのです。

奏子さんのお言葉に甘え、私はこの記事を書いています。

はっきり聞いたわけではありませんが、奏子さんはご自身の存在が同じ境遇の誰かの力になることを望んでおられるのだと感じます。

実際、奏子さんの存在を知ることで勇気づけられる人はたくさんいるはずです。

奏子さんはまさに幸せの一石を投じたといえます。

私は奏子さんの投じた一石の波紋の一つです。

そしてその波紋は永遠に広がっていきます。
ではでは。

森陽でした。

※「毒親」をテーマとした書籍は現在では複数刊行されていますので、ご興味のある方は読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。

正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。
ハピリプがあなたの幸せにほんの少しでも貢献できたらとても嬉しい。

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