目の前の「利」につられて理不尽を飲み込んではならない(その2)

こんにちは、苫米地式コーチング認定コーチの森陽(もりあきら)です。

 

ハピリプコーチングにお越しいただき、ありがとうございます。

 

前回の記事「目の前の「利」につられて理不尽を飲み込んではならない(その1)」では上司から違法行為を指示された会社員を例に自分の「利」をしっかりと見極めましょうねというお話をしました。

 

今回はさらに例を挙げながら「利」について考えていこうと思います。

 

目の前の「利」につられて理不尽を飲み込んではならない(その2)

andreas160578 / Pixabay

 

先生から怒られている中学生がいたとします。

 

中学生は先生が怒っているのは理不尽だと感じました。

 

実際、怒っている先生の言い分が理不尽であることは多くあるでしょう。

 

中学生には3つの選択肢が用意されています。

 

一つ目は(私がいた中学校ではよくあったことですが)ぶち切れて理不尽な先生に殴りかかることです。もしかしたら理不尽な先生はびびって逃げ出すかもしれません(これも私がいた中学校ではよくありました)。

 

しかし、反撃に遭うリスクがありますし、仮に先生をその場で打ち負かしても先生を殴る行為は明らかに犯罪ですので(暴行罪、傷害罪)、この選択は全くオススメできません。

 

二つ目は先生に対し論理的に反論することです。これは完全に適法な行為です。もし先生の器が大きければ論理をしっかりと理解し反論を受け容れてくれるでしょう。論理を用いて話ができるという点で大いに評価してくれるかもしれません。

 

が、ここで先生の器が足りなければ困った事態になります。先生に論理を理解するだけの能力がなければ(残念ながら現実には多くありそうです。)反論の正当性を理解してもらえません。仮に先生が論理を理解したとしても、「生徒から反論された」という事実をしっかりと受け止める器がなければ、先生は「生徒から反論された」という事実だけをもって激怒するかもしれません。先生が激怒ればするほどIQが下がりますから、その場でのディベートで勝利することは容易になりますが、しかし、かなりの確率で先生から嫌われてしまうでしょう。中学生が先生から嫌われることは大きなデメリットがあります。日常様々な嫌がらせをされるかもしれませんし、内申点に良くない評価をつけられる恐れもあります。

 

次が三つ目の選択肢です。論理を脇におき、理不尽を飲み込み先生に服従してしまうのです。服従する限り、先生の覚えはめでたくなります。嫌がらせをされることもないでしょうし、もしかしたら内申点に下駄を履かせてくれるかもしれません。

 

私が問題としているのは三つ目の選択肢(理不尽を飲み込む)です。

 

三つ目の選択肢はたしかに目先の「利」につながります。

しかし、心にどす黒いものが溜っていきます。この沈殿物が心をどうしようもなく傷つけるのです。

 

長期的な「利」を考えた場合、心を傷つける選択は愚かとしかいいようがありません。

 

心の傷は自分や周囲に大小様々な暗黒面をもたらすからです。

 

今回は以上です。

 

苫米地式コーチング認定コーチの森陽でした。

 ※「目の前の「利」につられて理不尽を飲み込んではならない(その1)」

「目の前の「利」につられて理不尽を飲み込んではならない(その3)」

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「まとめ「コーチング」編第2章

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。

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