スピリチュアルケアワーカーを試みます!

こんにちは。森陽(もりあきら)です。

前回の記事で「田中雅博氏著「いのちの苦しみは消える(副題 医師で僧侶で末期がんの私)」(小学館)をご紹介しました。

その中に、(主に末期がんの患者を想定して)現代医学は身体的苦痛は取り除くことができるが、「死にたくない」などの精神的苦痛であるスピリチュアルペインを取り除くこはできず、だからスピリチュアルペインを取り除くためにスピリチュアルケアワーカーが必要だとありました。

そして、前回の記事でハピリプがスピリチュアルケアワーカーを試みると予告しましたので、予告通りスピリチュアルケアワーカーを試みます

これはかなりチャレンジングな試みです。

たった一人のスピリチュアルペインがほんの少しでも緩和されたなら大成功です。

exis / Pixabay

では、はじめます。

あなたは病で余命いくばくもありません。

あなたは死ぬことが怖いと思っています。

なぜ死ぬことが怖いですか?

ちょっと考えてみてください。

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考えられる理由は二つあります。

一つは

死後の世界が未知であること

であり、

二つ目は

死が自分の消滅だと思っている

ことです。

Didgeman / Pixabay

それぞれについてよく考えてみましょう。

死が未知であることは誰にとっても当てはまることです。ときどき死後の世界について語る人がいますが、死んでもいないあなたがどうして死後の世界がわかるのですか?という話です。そんな人は確信的な嘘つきか幻想の中に生きているかのいずれかでしょう。

なんにせよ

死んだ後のことは誰にもわかりません。

そうであるならば

死んだ後のことは死んだ後に考えればいいのです。

生きているうちに死んだ後のこと考えてもしかたがありませんね。

shell_ghostcage / Pixabay

次に

死はあなたの消滅でしょうか?

日本人が大好きな「」について考えてみます。

桜の花はほんの一瞬綺麗に咲き誇り、そして散っていきます。

日本人は一瞬の美しさと散り際の潔さがきっと大好きなのだと思います。

さて、

桜の花は消滅したでしょうか?

たしかに「綺麗に咲いている」という形ではもはや残っていません。

しかし、一瞬でも綺麗に咲き誇り、人々の目を楽しませました。人日の記憶の中には確実にその桜は残っています。また、たとえ一瞬でも人々の心に感動をもたらしました。この事実もまた消えることはありません。

さらに、桜の花そのものは散って地面に落ちますが、土の養分となり、次世代の動物や植物を育てます。桜の花は土の成分へと変化し、その成分は植物の栄養と変化し、その植物を食べた動物の身体の一部を構成します。

もう一度問います。

桜の花は消滅しましたか?

今は答えがわかりますね。

桜の花は消滅していません。存在の形を変えただけです。

翻って人の死を考えてみます。

人は死んだら消滅しますか?

確かに人は死ねば肉体は活動を停止します。火葬されて骨になれば肉やその他臓器は無くなったといえます。また、おそらく脳味噌の情報処理活動も停止するでしょう。

しかし、あなたの存在は生きている人々の記憶に確実に残ります。あなたの記憶はその人の人生に少なからず影響を与えています。その影響はその人の周囲に伝播するでしょう。

あなたが残すのは記憶だけではありません。

今まで生きてきたならば、様々な活動をしてきたはずです。その活動は、たとえ無自覚であったにせよ、周囲に多大な影響を与えています。影響を与えられた人はまたその周囲に影響を与えます。影響の連鎖は無限に広がっていきます。

その影響力はあなたの死後も力を失うことはありません。

あなたは死んだら消滅しますか?

しませんね。

存在の形を変えるだけです。

ここで一つ注意点があります。

あなたは今ハピリプを読んでいます。

だとすればあなたは今生きているということです。

そして、

生きている間はあなたは自分の影響を自分でコントロールすることが可能

です。

しかし、

死後は自分の影響力を自分でコントロールすることはできません。

自分がどんな影響をこの世に残したいか真剣に考えてください。

今まだ生きていて、しかもハピリプを読めるだけの能力が残されているのですから、影響をコントロールすることはまだまだ可能ですよ。

makunin / Pixabay

さて、ここまでで死ぬことに対する恐怖は相当緩和されたのではないかと思います。

残された力をどう活かそうか考え始めているかもしれません。

そうだとしたらそれはとても凄いことです。

そんなあなたに「死」についての上級編をお届けします。ほとんどの人はこの上級編を使いこなせないでしょうが、もしできたならあなたは偉人の仲間入りです。

では、始めますね。

田中雅博氏著「いのちの苦しみは消える」でも紹介されていましたが、哲学者ソクラテスは死刑を宣告されたあと、弟子から逃亡を進言されます。しかし、ソクラテスは「逃げたら私の言葉は嘘になる」と言って逃亡を拒否し、死刑を受け容れて死んでいきます。

確かに、死刑を回避し逃げていたらソクラテスの言葉は今ほどには力を持たなかったでしょう。

ここから言えるのは、ソクラテスは

自分の死をパーツとして利用した

ということです。

死んでみせることによって自分メッセージに力を持たせるのです。

自分の死をパーツとして利用する

これが死についての上級編です。

この手法はソクラテス以外にもキリスト教の始祖であるイエス・キリストや日本幕末の志士達の師匠である吉田松陰も使っていたと評価できます。

高い抽象度で思考し、この世に残す自分の影響を考えればこういう行動も十分にありなのです。

普通の人にはおよそできない上級編ですが、参考のためご紹介しておきます。

最後になりますが、ご興味があれば以下の記事もお読みいただけると、今回の記事がより立体的に理解できるようになると思います。

「生きる意味」

「死の意味を考える」

「食べられた鮭の生きる意味」

「遺伝子を乗り越える」

「天国と地獄」

以上でハピリプ流スピリチュアルケアワーカーの試みを終わります。

あなたのスピリチュアルペインがほんの少しで和らいだことを祈りつつ筆を置きます。

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。

正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。
ハピリプがあなたの幸せにほんの少しでも貢献できたらとても嬉しい。

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