父さんの大切なことってそれなの?

こんにちは。森陽(もりあきら)です。

本日は友人の友人である華子(はなこ)さんのお話しをします。

(以下敬称略)

 

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華子の人生

 

どうしてもライブに行きたい!

 

 

華子は17歳の女子高生です。

華子の父親はエリートサラリーマンです。

華子は父親の稼ぎで経済的には一応不自由のな生活を送っていたものの、父親は生活態度に厳しく、また華子が自由に使えるお金もわずかしか渡してくれませんでした。

あるとき、華子はバンドを始めました。音楽をやっているときだけは、自分の真っ暗な人生に光がさすような気がするのです。

華子にはどうしても欲しいギターがありました。値段は約30万円です。高校生のお小遣いで買える額ではありません。そこで華子は自分がいかに音楽が大好きかを説明し、これからバンド活動をするにあたりどうしてもギターが欲しいと言って父親にギターを買ってくれるよう頼みました。

しかし、父親の言葉は華子の願いを言下に否定するものでした。

「そんな無駄なことに出す金はない。バンドなどとチャラチャラしていないで勉強しなさい!」

華子はがっかりします。ダメで元々ではありましたが、少なからず期待もしていただけに落胆もあります。

華子はどうしても諦めきれませんでした。なんとかお金を作ってどうしてもギターが欲しいと思いました。

その一心で、華子がとった手段はお金をもらって男性と交際するという、いわゆる援助交際でした。

ギターを買う位のお金はすぐに貯まり、華子は念願のギターを購入し、活き活きとバンド活動にいそしみました。

まもなく、華子は援助交際などしないで、時間がかかっても普通のバイトをすればよかったと激しく後悔することになります。

 

暗転

 

BreaW / Pixabay

BreaW / Pixabay

 

帰国後、しばらくは満足感に浸っていた華子ですが、あるとき交通事故にあってしまいす。

救急車で病院に運ばれましたが、幸い怪我は大したことなく1週間ほど入院して退院することができました。

しかし、このとき受けた血液検査で大変なことが判明します。

後天性免疫不全症候群。

華子は一般に「エイズ」と呼ばれる病気に感染していたのです。

ショックや後悔や不安や恐れなど色々な思いが華子の胸中を駆け巡ります。

父親に告げないわけにもいかず、ことの顛末を父親にも報告しました。

しばらくして、父親から出てきた言葉に華子は言いしれないショックを受けえることになります。

 

「恥ずかしいからお前は外に出ないようにしなさい!」

 

華子は絶望の内にこう思います。

 

「父さんの大切なことってそれなの?私のことより世間体が大事?」

 

というわけで

 

Larisa-K / Pixabay

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ご想像のとおり、華子の物語もまたフィクションです。華子という人物は実在しませんし、実在するいかなる人物とも関係がありません。

フィクションではありますが、あなたの人生に何か一つくらい教訓となることはないでしょうか?

例えば、援助交際はリスクがありますよというメッセージを受け取ることもできるでしょう(ちなみに18歳未満の児童と性欲を満たすためだけに交際すると刑事罰が課されることを付言しておきます。)。

もっとも本稿の主眼はそこにはありません。

本稿の主眼は

 

「恥ずかしいからお前は外に出ないようにしなさい!」

 

という父親の言葉にあります。

たしかに華子の行為は軽率であり、責められるべき点があることは否定できません。しかし、大変な病気に罹患し、苦しんでいる娘に向かって「恥ずかしいから・・・」はあまりにひどい言葉です。

父親の脳内には娘の人生よりも自分の体裁が先に立っていることは間違いありません。

華子の父親は特に「ひどく」描いてはいますが、現実にも似たようなことはあるのではないでしょうか?

残念なことに、子どもの幸せより自分の都合を優先して考える親はたくさんいます。

 

 

華子にコーチがついたら

 

jill111 / Pixabay

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仮に華子にコーチがついたらどうなるでしょうか?

コーチは華子にゴール設定を促します。あまりの混乱にゴール設定が難しいようならまずは「ゴールを設定すること」をゴールにします。

コーチは何を置いても華子の「want」にフォーカスし、華子の「want」実現のために全力を尽くします。

華子の過去には責められるべき点もあるでしょうが、コーチにとって過去は関係ありません。未来にのみ興味を持ち、未来にのみフォーカスします。

そして100パーセント華子の味方になり、華子のゴール達成をサポートします(そこに言語非言語のプロの技があることはいうまでもありません。)。

このように見ていくと、

「コーチは親よりもクライアントの味方である」

ということもできます。

本来、親ならば100パーセント子どもの味方であってほしいのですが、現実には子どもの幸せより親の都合が優先されるケースがあまりにも多くあります。

だとすれば、2016年(平成28年)現在の段階では、コーチをつけるというのは人生をより良くしていくためにとても有効な手段であると言えそうです。

もっと言えば、全ての「親」という存在にプロのコーチと同等のコーチング技術を持って欲しいというのが本音のところではありますが・・・・

 

ではでは。

今回はこの位にしておきますね。

 

森陽でした。

 

 

※過去の記事をご覧になりたい方は

「サイトマップ」

「まとめ「コーチング」編」

にアクセスいただけると便利です。

 

 

 

 

 

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。 正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。 ハピリプがあなたの幸せにほんの少しでも貢献できたらとても嬉しい。
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