東野圭吾氏著「容疑者Xの献身」(文藝春秋)※ネタバレあり

こんにちは。森陽(もりあきら)です。

「あなたの影響力は意外な程大きい」の中で、あなたの意識の外でもあなたは周囲に影響を及ぼしており、その影響力は想像以上に大きいという趣旨のお話しをしました。

今回はいかに影響力が強いかの臨場感が高まる一つのエピソードをご紹介します。

東野圭吾氏著「容疑者Xの献身」(文藝春秋)

に出てくるエピソードです。

GDJ / Pixabay

物語には数学の天才である「石神」という人物が登場します。映画では堤真一さんが好演していました。

石神は数学の才能があり、数学者として身を立てることを夢見るものの、家庭の経済的事情から断念し、高校の数学教師になります。

石神からすれば数学教師は生計のための職業にすぎず、挫折感に苛まれ、その絶望感から自ら死を選ぼうとします。

ところが、アパートの隣に住んでいる母娘のひたむきに生きる姿に胸打たれ、死ぬことを思いとどまります。

母娘の窮地を救うため、石神は信じられない献身をするというのが「容疑者Xの献身」の物語の核心です。
母娘は石神を認識していない。しかし、石神の命を救っている!

marcisim / Pixabay

 

今回私が指摘したいのは

母娘は石神を認識していないにもかかわらず、石神の命を救っている

という事実です。

これって凄いと思いませんか?

私は凄いと思いました。

母娘はただ懸命に生きていただけです。石神の命を救おうなどとは微塵も思っていません。母娘にとって石神は同じアパートに住んでいる隣人にすぎません。まさか自分たちの存在が石神に影響を与え、しかも命まで救っているとは夢にも思っていないはずです。

しかし、

事実石神の命を救う

のです。

もちろんこれは東野圭吾氏が創作した物語です。

しかし、現実の世界でもありそうな話だとは思いませんか?

 

私にも似た経験があります!

angelvoice012 / Pixabay

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実は私にも似たような経験があります。

今でこそ私の人生は楽しくてたまらないものですが、かつては生きることが苦しい時代が長くありました。

我慢して何とか生きているのですが、我慢しきれなくなっていた寸前のとき、一本の電話がかかってきました。

その電話をかけてくれた人にとってはただの業務連絡です。

しかし、その電話でその人の声を聞いた瞬間に私の心がふっと軽くなりました。

その人の話の内容ではなく、その人の声自体に私の声を軽くしてくれる何かの情報が乗っていたのだと思いますが、ともかく私の心は軽くなり、死への誘惑をふり切ることが出来たのでした。

もう10年以上前の出来事ですが、今でも私はその人に深く感謝しています。

その人が窮地にあるなら、あるいは私も石神と同様の献身をするかもしれません。

 

あなたも誰かの命を救っているかもしれない!

 

そして、あなたの存在もそうかもしれないのです。

人というのはどこでどう役に立っているのかわからないのです。

だとするならば、

自ら死を選ぶなど論外

です。

「まとめ「自殺防止プロジェクト」編」

ただひた向きに生きるだけで言葉にできない程の大きな貢献をしている可能性があるからです。

さらには生きている限り役に立ち方を決められるのだから、自分の役に立ち方を自分で自由に決めましょう!

これ、ハピリプのコアメッセージです。

森陽でした。

(参照)

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まとめ「本を紹介」編

 

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。

正面から真剣に本当に役に立つ情報を発信しています。
ハピリプがあなたの幸せにほんの少しでも貢献できたらとても嬉しい。

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