自己肯定感を奪うことによる支配

 

こんにちは、苫米地式コーチング認定コーチの森陽(もりあきら)です。

 

ハピリプコーチングにお越しいただき、ありがとうございます。

 

「親」という存在は子どもの庇護者であり、愛情を与える存在であり、そもそも生命を与えてくれた存在です。子どもにとって親はそれはそれは大切な存在であり、子どもは親を強く愛し、また親の愛情を強く求めます。

 

あらん限りの愛情と知恵をもって素晴らしい子育てができる親ももちろんいます。

 

しかし、他方で、自らの情緒の不安定さにより、または智恵の不足から極めて不適切な子育てをしてしまう親も残念ながらいます(愛情の不足ではありません。)。いわゆる「毒親」と呼ばれる存在です。

 

以前の記事で小石川真実氏著「親という名の暴力」(高分研)という本を紹介しました。

この本は東大を出て医者になったものの、毒親に育てられた精神の歪みにずっと苦しめられていた著者(以下「真実さん」とお呼びします。)が自らの体験を赤裸々に語ったものです。

 

この本に書かれていることは私のゴールにとってとても大切なものですので、時間をかけてこの本に関連したお話を少しずつ語っていこうと思います。

 

今回はより幸福に生きるために不可欠な存在である「自己肯定感」について、しかもそれを意図的に奪うことについてのお話をします。

 

自己肯定感を奪うことによる支配

 

pavlusa / Pixabay

真実さんは東大医学部を卒業され、医者という職業についています。この事実だけで真実さんの能力が極めて高いことがよくわかります。普通、この経歴なら天狗になってもおかしくはありません。

 

ところが、真実さんの自己肯定感は地上すれすれの低空飛行をずっと続けます。外側から見たら半端ではなく優秀であるにもかかわらず、です。

 

「親という名の暴力」をお読みいただければすぐにわかりますが、真実さんの低い自己肯定感の原因は明らかに真実さんの両親にあります。真実さんは両親により自己肯定感を著しく低く抑えられているのです。

 

真実さんの両親にしても「明確に」意識して「真実の自己肯定感を低く抑えてやろう」とは思っていないでしょうが、しかし「真実さんを支配したい」という意図があり、その方法論として「自己肯定感を低く抑える」ことが効果的であることを無意識的にでも察知し、実行に移しているのです。

 

たしかに、誰かを支配することを目的とした場合、被支配者の自己肯定感を低く抑えることは効果的な方法です。というか必須であるとさえいえます。

 

自己肯定感が低ければ自分の判断に自信を持つことなどできず、いきおいその場の権力を持っている者の指示に盲目的に従うものだからです。

 

逆に自己肯定感が高い人は自分の判断に自信を持ってそれを主張してきますから、支配を企む者にとっては邪魔で仕方がないはずです。

 

社会構造のお話は今回の主眼ではありませんのでとりあえず脇に置くとしても、家庭内でも同様の力関係が生じます。

 

家庭内での権力者は、特に子どもが小さいときは明らかに「両親」です。

 

両親が子どもの幸福より自己の利益を優先する場合、子どもを支配したいと願う場合、両親は子どもの自己肯定感を低く抑えにかかります。子どもの自己肯定感を低く抑えることにより子どもを支配するのです。

 

多くの場合、支配している両親は支配していること自体を認めないでしょうが、しかしこの構造は確実に存在します。

 

今回は以上です。

 

苫米地式コーチング認定コーチの森陽でした。

 ※サイトマップ

まとめ「親という名の暴力」編

 

 

 

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森 陽 について

森陽(もりあきら)。苫米地式コーチング認定コーチ、作曲家。

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